初冬恒例のエディターズ・ミュージアムでのお話し会をしました。今年で4回目です。
今年は、市内でお一人で読み語り活動をされている、雨宮さんと遠山さんにも協力をお願いして、「魔女まつり」のお話会となりました。
雨宮さんは、市内の小学校や保育園を中心に幅広く楽しい、手作りの絵本等も披露しながら長年活動をされてきたベテランさんです。きょうも、定番の「大きなかぶ」のお話を手作りに改造されて、特徴をいかした楽しい絵本を読んでくれました。最後には、暗い部屋で幻想的に発色する「ブラックパネルシアター」を演じてくれました。私もこのブラックパネルシアターにはまり込んだ時期がありました。
PTAのサークルをしていたころのことです。お話が夢の世界になります!!
雨宮さんのレパートリーの広さは、とても参考になります。
遠山さんは、朗読を学ばれ、10年ほど市内の施設や学校で活動されてきた、ベテランさんです。
実は遠山さんとは子ども時代に面識があったのです。だから一緒にできて感激。遠山さんは「はせがわくんきらいや」を自ら紙芝居に作り直して読んでくれました。こどもたちは10人。大人9人の参加でした。
ところで、アクシデントが…シンセサイザーを演奏してくれる予定だった友人の渡辺さんが、なかなか会場にみえなかったのです。事情があって、開演10分後に到着しました。後半盛り上げてくださいました。更に私のハプニング。終わったあとのお楽しみ抽選会用のくじを作ってきたので、こどもたちにひいてもらったところ、なんと当たりくじを入れ忘れたという失態! 急遽魔女おばさんとジャンケンゲームで当選者を決めました。景品は、黒猫のお面。魔女の弟子と決まったのは男の子でした。
雨宮さんの手作りオモチャのおみやげもあって、にこにこ顔で子ども達は帰りました。
中間、小さな子には難しいお話もあったのですが、今日集まってきた親子さんたちは(おばあちゃんと来た子も)皆よく聴いていました。感激です。「コッケモーモー」の絵本では、笑い声も。
子ども達にも言ったのですが、いろんなお話があるので、おやつを食べるように、お話をたくさん聞いて、大きくなってほしいですね。
夏の花キスゲ(黄萓)はユウスゲ(夕萓)ともいわれ,花の色が黄色く,葉は萓笠を作るカサスゲ(笠萓)に似ているからとか。 家の近くの高原(霧が峰)に沢山、咲いています…。 |
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長野県の平安堂書店さんでの読み聞かせ会の様子です。小さな子供だけではなく、大人の方も結構、多いようです。盛り上がって来ると、会場が一つになりますよ。 ![]() |
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そのとき ツンツンが大声でさけびました。
「走っていって 足でつよく地面をけるんだ!」
それを聞いたパタタンは おもいっきり走ると 地面をけりました。
「つばさを パタパタさせて! パタタン とべ! とぶんだ パタタン!」
パタタンはむちゅうで つばさをパタパタさせました。
ひろげた大きなつばさをうごかすと それは それは すごい風がふいたのです。
〜ゴオ〜
銃をかまえていた人たちは あっというまにボーンと
ふきとばされてしまいました。
そのとき 動物たちのがっしょうが 聞こえてきました。
「とべ とべ! パタタン」「とべ とべ! 大空へ」
その声は 夜空にひびきわたりました。
「みんな ありがとう! よーし とぶぞ!」
パタタンが 大きなつばさをはばたかせると ふんわりと 風に のったのです。
「やったぁ! とんだ―!」
ツンツンと 動物たちがさけびました。
パタタンは歯をくいしばって 大空へとまい上がっていきました。
「ウォー」
パタタンを おってきた人たちから
おどろきの声があがりました。