かがい みえこのHPにも遊びに来て下さいね!
・場所 飯綱高原 カフェ中寿美 (長野市) п@026-239-1250
・内容 絵本読み語り
「とべ! パタタン」、「まんげつのやくそく」、「わたし」
「あたしも すっごい魔女になるんだ!」
「ルリュールおじさん」
チェロの演奏 大きな古時計、冬の夜、虹のかなたに 他
お知らせ 信州国際音楽村秋フェス キッズお話タイム

お話会ももう50回を超えたようです。10月14日(日)は信州国際音楽村でお話会があります。気持ち良いですから是非、お越しくださいね!

10/08
3連休の最後の日、書店でのお話会です。
何でも今回は、助っ人も登場しているようです。
どうぞご覧くださいませ!

お話魔女おばさんから新聞が届きました。
パタタンが配達したのかなと思ったら近くの郵便局員でした。田舎の郵便局は親切に郵便を持って行ってくれるのです。時々、御用聞きのように「レターパック」はまだありますか? なんてセールスに来たりしてノルマ達成が大変なようです。
さて、お話会の予定です。
第49回 9月19日(水)上田市保育園かんぎおん 10:00〜11:00
第50回 10月8日(月)体育の日 平安堂上田しおだ野店 PM2:00〜2:30
第51回 10月14日(日)信州国際音楽村秋フェスタ きっずお話タイム
第52回 10月28日(日)長野市飯網高原「カフェ 中寿美」PM2:00〜3:00
どうぞお近くの方は是非、応援して下さいね。
でもお話会も回を重ねて50回ですよ。これからも頑張って下さいね。
涼しくなってきたからパタタンも本格的に動き出すようです。
この秋にはパタタンの続編も登場致します。どうぞ、応援して下さいネ!


今回は4年1組の教室で「魔女おばさん」のお話会があったようです。少し涼しくなってきたようですから又、気合が入ってきたようですね。
ところで、水戸黄門は何十年もスタッフが変わりながらテレビの人気番組でしたが、もしかしたらこの魔女おばさんも、2代目、3代目と引き継がれていくかもしれませんね。
 
パタタンは働き過ぎて身体の節々が痛いそうです。でもお話会も頑張っていますよ。まだまだ暑い日が続きそうですがお気をつけ下さい。

お話会の後に、子供たちに「魔女の弟子入り」を勧めている写真です。
ジワジワと勢力を伸ばしているようですよ!

7月22日の日曜日は、青木村図書館の夕涼み会でのお話会だそうです。
「とべ! パタタン」や他のいろんな絵本を朗読するそうですから、お近くの方は是非、ご覧ください。
 
パタタンが近くの小学校でお話会をしました。
違う! 魔女おばさんが、近くの小学校でパタタンのお話をしました。
HPを見てね…

写真の後ろ姿はパタタンかと思ったらカエルさんでした。
雨が降ると屋外で予定されていたお話会は延期されるんだ。
でも次のお話会もあるし忙しいんだよ。頑張らなきゃネ! ゲロゲロいやチカチカチカ…
予告
第45回 7月1日 上田市信州国際音楽村キッズタイム夏フェス pm1:00〜3:00
魔女おばさんの他、たくさんの出演者が登場致します。ご家族でどうぞ…
第46回 7月2日 上田市城下小学校1年生の教室に登場します。
パタタンはきまぐれなのか? アメリカに突然、行ったと思ったら、もう読み聞かせをやっていたよ。
どうぞ読んでみて下さいね。

信州国際音楽村春のキッズフェスティバル

パタタンはゴールデンウィークも頑張っているようです。
現在、編集中のパタタンUは、どんな活躍をするのか? 楽しみですね!

第42回目のお話し会は、西丘保育園4月の誕生日会のゲスト出演です。

信州国際音楽村のすいせん祭りです。
初日のきょうは、「森の子文庫童夢お話会」の様子です。

信州国際音楽村のすいせん祭り での森の子文庫童夢お話会のお知らせです。
* 日時 3月31日(土) PM1:00〜3:00
* 場所 上田市生田 信州国際音楽村 研修棟
* 内容 絵本の読み語り(雨宮さん、二見さん、お話魔女)、パネルシアター(まんまる座)
琴とピアノ入り音楽コント(マスカレード)
* 主催 (財)信州国際音楽村 後援 上田市教育委員会
*参加無料 同時開催 キッズ・アート・ワークショップ
透明なキャンパスでうつしてつながる 人とまち
*音楽村HP http://www.ongakumura.jp/

長野県地方のあちらこちらに、魔女が出没しているようです。
ジワジワと有名になってきているようですね…

カンパーニュでのお話会当日です。
朝からみぞれが降っていて、暖かかったきのうとはまるで違いました。
でも、積雪がなくて良かった(お店が坂の上にあります)と、思い直しました。
開演5分前、お客さんの出足が悪いと思っていましたが、それにしても2人だけです。
遅れて来る方もいるのかな?と思いつつ、絵本を読んでいましたが、それ以上はみえませんでした。
ええっ? という感じです。
つづきは でどうぞ…

第38回お話魔女おばさん お知らせ
・2月25日(土) PM2:00〜3:00
・場所 カンパーニュ (上田市吉田)
・内容 絵本「まんげつのやくそく」
朗読「セロ弾きのゴーシュ」他
演奏 チェロ 「トロイメライ」「バッハチェロ無伴奏組曲」他
・参加費(茶菓子代) 大人500円、こども200円 *小学生以上参加可
*お話好きな皆さん、お誘いあわせておでかけください。
かがい みえこのHPにも遊びに来て下さいね!
同時に二作品を創作して、料理の勉強をして、あちらこちらを飛び回る。どう計算しても1日24時間では足らないんだ。もしかしたら魔法で時間を作っているのかも知れないなぁ…。
お話魔女おばさん通信が届きました。

魔女は寒くても大丈夫だうです。
オフィスエム社刊行「ぼくをよろしく! 〜月瀬の大杉〜」(仮題)と
goodbook出版 刊行「空の子パタタンと子ヒツジのウルン」の二作品を現在、執筆中なんです。
寒いなんて言ってられません。夢中になってご飯を食べるのも忘れているとか…(そんな訳ないか!!)
2月25日(土)PM2:00〜3:00
カフェ ベーカリー カンパーニュ(上田市福田)
チェロ演奏(室賀文子さん)とのコラボで読み語りは見ものですよ!

今年の魔女は、何にでもトライするそうです。この調子でいくと春には空を飛ぶかもしれません。パタタンにも連絡しなきゃね…

今年もお話会が始まったようです。寒いから風邪ひかないようにね…
さて、「空の子パタタンと 子ヒツジのウルン」が、ぼちぼち動き始めます。
どうぞ楽しみにお待ち下さい。
新年おめでとうございます。
昨年は、皆様のご支援により「空の子パタタンと子ヒツジのウルン」が出版決定となりましたこと、深く感謝しております。 昨今の社会情勢は厳しいものがありますが、『今』を確かな目で見つめ、『明日』へ希望が持てるような作品作りを目指していきたいと、新春にあたり気持ちを新たにしています。
パタタンのお話の世界を広めて行くことを目標にした一年にしたいと思っています。
パタタンの空。それは誰にでもつながる、たった一つの空なのです。
晴れた空のように明るい気持ちで、皆で心をつなぎ良い年にしましょう!
皆さん、今年もどうぞ宜しくお願いします!
2012年 元旦 かがいみえこ
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出会いを大切に…

初冬恒例のエディターズ・ミュージアムでのお話し会をしました。今年で4回目です。
今年は、市内でお一人で読み語り活動をされている、雨宮さんと遠山さんにも協力をお願いして、「魔女まつり」のお話会となりました。
雨宮さんは、市内の小学校や保育園を中心に幅広く楽しい、手作りの絵本等も披露しながら長年活動をされてきたベテランさんです。きょうも、定番の「大きなかぶ」のお話を手作りに改造されて、特徴をいかした楽しい絵本を読んでくれました。最後には、暗い部屋で幻想的に発色する「ブラックパネルシアター」を演じてくれました。私もこのブラックパネルシアターにはまり込んだ時期がありました。
PTAのサークルをしていたころのことです。お話が夢の世界になります!!
雨宮さんのレパートリーの広さは、とても参考になります。
遠山さんは、朗読を学ばれ、10年ほど市内の施設や学校で活動されてきた、ベテランさんです。
実は遠山さんとは子ども時代に面識があったのです。だから一緒にできて感激。遠山さんは「はせがわくんきらいや」を自ら紙芝居に作り直して読んでくれました。こどもたちは10人。大人9人の参加でした。
ところで、アクシデントが…シンセサイザーを演奏してくれる予定だった友人の渡辺さんが、なかなか会場にみえなかったのです。事情があって、開演10分後に到着しました。後半盛り上げてくださいました。更に私のハプニング。終わったあとのお楽しみ抽選会用のくじを作ってきたので、こどもたちにひいてもらったところ、なんと当たりくじを入れ忘れたという失態! 急遽魔女おばさんとジャンケンゲームで当選者を決めました。景品は、黒猫のお面。魔女の弟子と決まったのは男の子でした。
雨宮さんの手作りオモチャのおみやげもあって、にこにこ顔で子ども達は帰りました。
中間、小さな子には難しいお話もあったのですが、今日集まってきた親子さんたちは(おばあちゃんと来た子も)皆よく聴いていました。感激です。「コッケモーモー」の絵本では、笑い声も。
子ども達にも言ったのですが、いろんなお話があるので、おやつを食べるように、お話をたくさん聞いて、大きくなってほしいですね。

さて、今年最後のお話会のお知らせです!
今回は魔女祭りということで、ゲスト出演者の方にも魔女の帽子をかぶって読んでいただくことに。 いろいろなゲストのみなさんと、楽しく賑やかにいつもと一味違う魔女おばさんのお話会を開催!
☆ 第36回 お話魔女おばさん 「秋の終りの魔女まつり」
日時 11月26日 (土) PM 2:00〜3:00
場所 上田駅前 エディターズ・ミュージアム(小宮山量平編集室) 若菜館ビル3F
絵本 「コッケモーモー」 朗読 かがいみえこ
「はせがわくん きらいや」 朗読 遠山弘子
手作り絵本 「大きなかぶ」 演じ手 雨宮ちよこ
大型絵本 「きつねのでんわボックス」 朗読 かがいみえこ
ブラックパネルシアター 「わかがえりの水」 演じ手 雨宮ちよこ
*他にも楽しい催しがあります。
料金 入館料 大人300円、子ども無料(三歳以上可)
駐車場 市営駐車場をご利用ください
*お近くの方、おでかけください。遠方の方、上田駅前の便利な会場ですのでどうぞ
第二回 お話魔女おばさん通信が届きました。ふくろうさんが届けてくれるのかと思ったら、ちゃんと郵便配達のお兄さんが届けてくれました。
11月26日(土)PM2:00~3:00 上田駅前 若菜館3F エディターズ・ミュージアムで、朗読のゲストもお招きして、かがい みえこ 魔女おばさんのお話会が行われます。どうぞ沢山のご参加をお願い致します。

 
第35回 お話魔女おばさん in 飯綱高原カフェ中寿美
2011/10/23(日) 紅葉が始まった長野市飯綱高原のカフェ中寿美で「お話魔女おばさん」をしてきました。
続きは かがい みえこのHP をご覧ください

夏の花キスゲ(黄萓)はユウスゲ(夕萓)ともいわれ,花の色が黄色く,葉は萓笠を作るカサスゲ(笠萓)に似ているからとか。
家の近くの高原(霧が峰)に沢山、咲いています…。
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長野県の平安堂書店さんでの読み聞かせ会の様子です。小さな子供だけではなく、大人の方も結構、多いようです。盛り上がって来ると、会場が一つになりますよ。
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(読み語り「お話魔女おばさん」)地域での読み語り活動をして4年目になります。
それは試行錯誤の連続でした。保育園、書店、図書館、カフェ等で月に1回〜2回読み語りをしていますが、いつもベストを求めているのに反省する事ばかり、それが続くとトコトン落ち込んでしまいます。
でも、そんな時、何時も励ましてくれたもの…
それは、物語を目をまん丸にして聞いてくれていた、子供たちの笑顔でした。
これからもずっと、この読み聞かせ会が続きますように…
そして、子供たちの笑顔が何時までも続きますように…
 
「お話魔女おばさん通信」を発行しました。いろんな情報発信をしていきます。
不定期ですがメールを頂きますと、無料で発送致しますので宜しくお願い致します。

かがい みえこ Production 長野県上田市在住 絵本・童話作家です。

これまでの著書をご紹介致します。
「キンピカコンとスッカラコンのホーリーナイト」1996年 理論社刊
(「みんなおいでよ おはなしひろば」共著より)
「ピッカリコようちえんと ドングリ林の12ヵ月」2003年 オフィスエム刊

「繭子とふしぎな奥座敷」2007年 goodbook刊

その時、繭子の服を後ろから誰かがつかんだ。繭子は思わず振り返ると、驚いて声をあげた。
「サチちゃん!」
サチは繭子から離れてはなるまいと、必死でつかまっているようだった。
不思議なことにサチの髪の毛は、まるで強い風の中を駆け抜けてきたようにボサボサになっていた。
「ハァハァ……」
苦しそうに息を整えているサチを、芳江は不思議そうに眺めて繭子にそっと尋ねた。
「あの子はだぁれ? どうしてここにいるの?」
芳江にはさっぱり訳が分からなかった。
繭子が泣いていることも、もう一人いるはずのない女の子がいることも。
「あの子はサチちゃんっていうの。私の友達なんだけれど……」
繭子はまさかサチが自分と一緒に、過去から未来へやって来られるとは思っていなかったので、
半信半疑で苦しそうな表情のサチを見ていた。
「友達? 何だかどこかで見たような顔ね。この近所の子供さんかしら」
芳江は、遠慮がちにサチを見つめた。
「近所じゃなくて、昔の時代から来た子なの…」
繭子がボソボソと説明した。
「はぁ 何を言ってるの? 繭子、あなた少し変よ。いったいどうしたと言うの? 何があったの?」
矢継ぎ早に芳江は質問を繰り返し、その答えを探そうとしていたのだ。
「……」
芳江は泣き顔をした繭子と青ざめたサチを見比べていた。その時、フミおばさんが呼んでいる声がしたのだった。
「よっちゃん!どうしただい? そんな所で何を騒いでいるだいや―?」
「はーい、今行きます! とにかく茶の間に行こう」
芳江は、繭子とサチを連れて行った。
繭子はサチの様子がずっと気になっていた。サチがとうとう奥座敷から現代に来てしまったからだ。
サチはどうするつもりなんだろう?*嚴qは、自分が過去に行った時よりもなぜかドキドキしていた。
「サチちゃん、ここが私のいる未来だよ。分かる?」
「……」
サチは不思議だったのだろうか? 珍しそうにあたりをキョロキョロしながら黙って頷いた。
茶の間で待っていたフミおばさんは、サチを見つけるとギクッとした顔になり立ち上がった。
そして、間をおき、
「もしかして、もしかして、サチさんかい?」
と、恐る恐る聞いてから慌てて首を横に振った。そんなはずはないと、自分自身に言い聞かせるように……
サチは怪訝な顔で頷いた。
「えっ? フミおばさん、どうしてサチちゃんを知っているの?」
繭子が驚いて言う。

「とべ! パタタン」2007年 goodbook刊

そのとき ツンツンが大声でさけびました。
「走っていって 足でつよく地面をけるんだ!」
それを聞いたパタタンは おもいっきり走ると 地面をけりました。
「つばさを パタパタさせて! パタタン とべ! とぶんだ パタタン!」
パタタンはむちゅうで つばさをパタパタさせました。
ひろげた大きなつばさをうごかすと それは それは すごい風がふいたのです。
〜ゴオ〜
銃をかまえていた人たちは あっというまにボーンと
ふきとばされてしまいました。
そのとき 動物たちのがっしょうが 聞こえてきました。
「とべ とべ! パタタン」「とべ とべ! 大空へ」
その声は 夜空にひびきわたりました。
「みんな ありがとう! よーし とぶぞ!」
パタタンが 大きなつばさをはばたかせると ふんわりと 風に のったのです。
「やったぁ! とんだ―!」
ツンツンと 動物たちがさけびました。
パタタンは歯をくいしばって 大空へとまい上がっていきました。
「ウォー」
パタタンを おってきた人たちから
おどろきの声があがりました。

「ピアノの森で」2009年 goodbook刊
(「ピアノの森で 花園屋敷の魔法使い」共著 より)
* ピアノの森で
森がなくなり、たくさんの白いチョウの群れも どこかに溶けるように消えてしまうと、後には漆黒の闇があるだけだった。
最初にルフルンが、その壁のような闇の前に立ち止まると、勝義もひとみも、シズカも同じように立ち止まってしまった。
(この壁のような闇の向こう側に、行けるのだろうか? ほんとにそこには、私達の住む世界があるのだろうか? それとも地獄?)
ひとみは、じっとその闇を見つめていた。
するとその闇は、鏡のように光りはじめ、呆然としているひとみの顔が写った。
闇の壁は、まるで黒光りをするピアノのように見えた。そしてその闇の中に、見たことのあるおばあさんの姿があった。
「あ! モーツアルトのおばあさんね!」
ひとみはハッと思いだして、おばあさんに駆け寄っていった。そのあとをルフルンが、勝義が、そして最後にシズカが追うようにやってきた。

「ガーリック博士のおみやげ話」2010年 goodbook刊

ヒナ鳥誕生とクレソンの使命
「今夜はこれから、わたしらの歓迎会があるらしいですぜ、だんな」
「ほっほう。どんな歓迎をしてくれるのかな? パッパラ踊りはごめんだよ」
博士は思い出しただけでも鼻がむずむずしてくるのです。
「きっとだいじょうぶでやす。とても大切な儀式があるらしいですぜ」
「儀式だって? めずらしいな、楽しみだ」
博士は、ほんとは早くシナモンモン鳥の卵が見たかったのですが、シナモンモン鳥がじっと卵をだいていて離れないので、チャンスがありません。ここはあせらずに待つしかなさそうでした。スパイス島には、しばらく滞在するつもりなのです。
ジンジャーはクレソンに、シナモンモン鳥の大好物のマンゴーの与え方を教えていました。言葉が通じなくても身ぶりや表情で不思議と気持ちが通じます。あいての目を見て話すと、知らない言葉も少しはわかることを、二人は感じていました。

「ピッカリコようちえんと ドングリ林の12ヵ月」改訂版 2012年オフィスエム刊

5月の話 こいのぼりザウルス
たんぽぽぐみでは、みんなで こいのぼりを つくることになりました。
かおる先生が、大きなかみや えのぐ、のりやガムテープなど いろいろなものを もってきて、
「さあ、どれをつかってもいいのよ。みんなでそうだんして、うーんと大きな ひこいのぼりをつくろうね。できあがったら、にわに かざりましょう」と、いいました。
「わーい、つくるぞー」
みんな大よろこびです。はじめに、かみを 三まいもつなげて 大きくしました。
それを 二つに おって、まん中にかぜが とおるようにするのは、すこし むずかしいので、おる先生が 手つだって くれました。

CD 「夢見鉄道別所線」作詞 2004年 (2009年「鉄歌」収録・キングレコード)
☆ これからの活動
(創作)★「空の子パタタンと子ヒツジのウルン」の出版に向けて、編集校正をしていきます。そして、パタタンの物語完結へ向けて続きの構想を練っていきます。
★長野市の出版社オフィスエムからの依頼絵本(長野県の巨木シリーズ)の原稿執筆準備をしていきます。

☆ これからの刊行予定
・絵本「空の子パタタンと 子ヒツジのウルン」2012年予定 goodbook
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空の子パタタン と 子ヒツジのウルン
かがいみえこ
ぼくは ツバメのツンツンだよ。
ぼくのともだち、 パタタンのことを きいてよね。
青い空に ぽかんと うかんだ雲みたいな パタタン。
大きな鼻に 小さな目、 大きなからだに 小さな耳。
きみは空とぶ かばさん みたいだね。
ほら とくいのうたを うたっているよ。
「ブンブン ブブンブ ブン チカチカチカ」
ごきげんだね パタタン。
あんまり空が青いから 水色のパタタンは すっかり空にとけて みえないんだね。
せなかの 白いつばさだけが わた雲みたいに みえるよ。
とってもおにあいだよ。
ほら、あそこの まきばで 子ヒツジのウルンが じっと下から きみをみあげているよ。
 
つづく (どうぞお楽しみに)
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☆ これからの刊行予定
絵本「根羽村の大杉(仮題)」2012年予定 オフィスエム

長野県で一番の巨木といわれる 「月瀬の大杉」の取材に下伊那郡根羽村に行ってきました。
朝4時半に起きて、5時32分発長野行きの始発に乗り、長野市の某出版社の女性社長の車で長野駅を出たのが6時15分。高速を使っても長野市から3時間かかるという「根羽村」は長野県の西南端にあります。
岐阜県と愛知県に接する小さな村で、長野県というよりは「奥三河」といってもいいような場所なんです。そこに県下一を誇る大きな杉の木があるというのです! 私はちっとも知りませんでした。
「羽根村?ってどこ? え〜違う? 根羽村!」という調子でしたから…
そんな私が、巨木シリーズの絵本の原稿を依頼されたのです。びっくりしましたが、嬉しい出来事でした。木が大好きだったからです!以前から木の物語を書いておきたかったので、またとないチャンスでした。しかも巨木のお話! 絵本なので絵はまた別の方が描いてくれます。シリーズ5冊目の絵本です。
車は順調に流れ、約束の時間よりも早く、根羽村教育委員会について案内をしていただきました。
根羽村は杉の村でした。林業が主な産業です。たしかに目前に壁のように迫る里山は見事な杉林。
果たして、県下一と言われる樹齢約1800年の大杉はどんな木なのでしょう? 期待に胸がときめきます。
そしてついに対面! 国の天然記念物に指定されたその大杉は、とてつもない力で存在していました!
たしかに私が初めて観る大きさです。樹高40メートル、幹回り約14メートル。
周りに柵をして保護されていましたが、特別許可を得て、幹に触らせてもらいました。
暖かで乾いた印象でした。苔むしていましたが、この木は現在もしっかり生きて成長しています。
出会えてよかった。静かな感動が湧いてきました。
さて、どんな物語を私は生み出すのでしょう? まず自分がこの木から何を感じたか? それを素直に出してみることから始めようと思います。それから村をよく調べることもしなければなりません。
きょうも、私の脳裡にはあの大杉の姿が焼きついていて、ふとした瞬間に甦ってきています。
そして、「一回観ただけで、安直に作ってくれるなよ」と諌めるように語り掛けてきています。
行き帰りの車中で本作りにかける情熱を社長さんから聞けた事も収穫でした。
この冬はこの大木とまた対面することになりそうです。
☆ その他、アピール
遠くに北アルプス、戸隠連峰を望み、近くには連なる里山に千曲川という自然に恵まれた景観の良い地域で暮らしています。畑仕事も初歩ですが始めたところです。
お日様に向かって懸命に生きている、動植物や子どもが大好きなので、その息づかいを敏感に受け止めながら、心に響く普遍的な物語を紡いでいけたらいいなと、思っています。
主な趣味は、映画、音楽鑑賞と美術館巡り。ボイストレーニングの歌(シャンソン)と筋トレ。
未知なる世界に触れる為の読書。瞑想。旅。料理・・・興味にまかせてなんでも首を突っ込んでしまうタイプです。

 これからどうぞ宜しくお願い致します。 |